みんなの宇宙

世界の実業家たちが続々と宇宙へ!目が離せない『宇宙』の最新トピック6つ。

 

構成・文:Hanako

「宇宙のいま」は常に進化中。私たちが知っているつもりの宇宙の情報は、もう古いのかも!?「実はそんなことに......!」がいっぱいの最新宇宙ニュースで脳内をアップデート。12月25日(土)発売Hanako1204号「幸せをよぶ、神社とお寺。」よりお届けします。

【TOPIC 1】世界の実業家たちが続々と宇宙旅行へ!

2021年7月にイギリスのリチャード・ブランソンが自社の開発したロケットを使い宇宙旅行に成功。そのわずか9日後には、Amazonの創設者であるジェフ・ベゾスが82歳の女性や18歳の若者とともに宇宙を訪れ、9月にはイーロン・マスクが率いる「スペースX」が民間人4名を乗せて宇宙空間へ飛び立った。日本では、12月に前澤友作さんが国際宇宙ステーションへ旅立ったばかり。前澤さんはアーティストを月へ連れていくプロジェクトも計画中で、ますます目が離せない!

【TOPIC 2】新鮮でおいしい野菜が宇宙空間でも栽培可能に!?

NASAは2014年以降、宇宙飛行士たちに新鮮で栄養のある食材を提供するための野菜栽培装置「Veggie(ベジー)」を国際宇宙ステーション内に設置。これまでに、ロメインレタスやキャベツ、カラシナなどの栽培に成功した。冷凍・乾燥といった加工によりビタミンやミネラルを損なうことがないため、栄養面の向上も期待されている。完全無農薬で栽培でき、天候に左右されずに安定した生産を続けられるというメリットも!味わいも通常の野菜と遜色ないのだとか。

【TOPIC 3】宇宙のホテルに泊まれる日もそう遠くないかも。

アメリカのゲートウェイファウンデーションという企業が、2027年の開業に向けて宇宙ホテル計画を進行中。最大400名が宿泊できて、スイートルームの値段はなんと3泊5億円超え!別荘として購入し、長期滞在することも可能だそう。ほかには、宇宙探査居住空間として布製の居住モジュールを火星に飛ばすという構想や、居住棟を国際宇宙ステーションにドッキングさせることを目指している企業も。海外旅行に飽きたから宇宙へ......なんて未来がもうすぐやってきそうだ。


【TOPIC 4】史上初となる、宇宙での長編映画撮影が実現!

2021年10月、ロシアの宇宙開発企業・ロスコスモスが女優や監督を含む映画製作チームを宇宙へ送り出し、映画の撮影を行った。『Vyzov(ヴィーザフ)(英題:Challenge)』と名付けられたこの作品は、病を患った飛行士を助けるために国際宇宙ステーションへ飛び立つ外科医の姿を描いたストーリーで、2022年に公開予定。さらに、俳優のトム・クルーズもイーロン・マスクの協力のもと宇宙で映画撮影を行うプロジェクトを発表していて、今後の動向が気になるところ。

【TOPIC 5】およそ50年ぶりとなる月面着陸の感動が再び。

1960〜1970年代の「アポロ計画」以来となる有人月面探査「アルテミス計画」。NASAは当初2024年までの実施を予定していたが、計画の核を担おうとする宇宙開発企業による訴訟問題や、新型コロナウイルスの影響などによって延期することを発表。日本は、居住棟への機器の提供や探査機による月面データの共有などで協力する予定。また、アルテミスメンバーには女性の宇宙飛行士が数人選ばれていて、史上初となる女性の月面着陸にも期待が高まる。

【TOPIC 6】宇宙での洗濯に変化。地球でも役立つ技術が誕生!?

国際宇宙ステーション内において、水が飛び散り振動を発生するような洗濯機は危険。汚水処理も大変なため、宇宙飛行士たちは衣類を使い捨てにしている。そこで、2021年6月にNASAとP&Gがタッグを組み、宇宙での洗濯を可能にする洗剤の開発をスタート。使える水の量の制限や、洗った後の水を飲用水に戻す必要性などが求められる中、どのような洗剤が誕生するのかに注目が集まっている。これが実現すれば、水の節約やゴミ削減を助ける洗剤として、地上でも重宝しそうだ。

(Hanako1204号掲載/illustration : Yuki Takahashi text : Momoka Oba)


・提供(外部サイト)
Hanako 

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